番外編・3
 平成15年8月24日(日)、大阪府枚方(ひらかた)市の淀川河川公園において、近
畿地方ではこの夏最後の花火大会が行われました。
 当日は昼過ぎから河川敷に観客が詰めかけ、午後7時には河川敷は14万人の
人々で埋め尽くされました。 ほかにも、左岸・右岸の堤防上の道路を通行止めとし
て、これらの道路等を含め50万の人が花火を楽しみました。
 7時から大会本部実行委員長始め多くの来賓の挨拶の後、7時30分から1時間
余りの間、各種花火が打ち上げられ,その都度会場内に歓声が沸きあがりました。

 私は第2本部に近い左岸堤防上に陣取って花火を撮影しました。PLの花火大会
の時も同様でしたが、撮影に没頭すると自分自身が鑑賞に浸る余裕は全くありませ
んでした。

 「くらわんか花火大会」では1時間に5千発の打ち上げですので、1発づつ丁寧に
打ち上げているという印象でした。その為、PLのように1時間で12万発の打ち上げ
をする豪華さと比較すると、悠長でのんびりした感じでした。

    なお、その後の報道によるとこの花火大会は予算の都合で、来年からは当分の間中止するとのことです。
   
        注・ 表題の“くらわんか”について説明します。
               桃山時代以来、淀川は京都伏見と大阪八軒屋を三十石船で結ぶ交通の大動脈でした。この
               間の宿の一つが“枚方”宿でした。
               三十石船が枚方浜に着くと、船宿から食べ物をのせた茶舟が一斉に漕ぎより、「餅食らわんか、
               酒食らわんか、銭がないからよう食らわんか」と威勢の良い掛け声が響いたとのことです。
               これをいわれとして “くらわんか花火大会” と名付けられました。
下の写真は午後6時ごろの会場の風景です。7時過ぎには立錐の余地もない程になりました。
では、ごゆっくり花火をご覧下さい。↓手動で開いてください
第28回枚方まつり・
くらわんか花火大会  
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