岩湧山寸描(夏)
 岩湧山は標高897m、河内長野市の南部にあり、東の金剛山とともに市内
何れの地からも望めます。和歌山県に面する南斜面は割合緩やかですが、
河内長野市内から登っていく北斜面は急坂となっています。
 山腹には、岩湧の森が広がり岩湧寺へと通じています。
この岩湧の森一帯では樹齢400〜500年の老杉が多く見られます。
また、岩湧寺周辺は5月にはシャクナゲ、9月には秋海棠が咲き乱れます。
 山頂はススキ(茅)に覆われた草原が広がり、秋になると一帯は銀色に輝
きます。
 この岩湧山は金剛山に比べ草花や樹木の種類が多いと言われています。
         *より詳しく知りたい方には、 Nさん運営のHP 「岩湧山の花」 がお薦めです。
 現在(7月末)山頂のここかしこでは、緑のススキに混じり可憐なナデシコの
花が見られます。山頂はススキの草原のために遮るものがなく、周囲の峰々
や下界への展望は実に素晴らしいです。
             
では、フォトスケッチをご覧下さい。手動で開くと拡大します。
付録1.岩湧寺周辺では5月初めに、約千本の “シャクナゲ” の花が
       一斉に咲きます。              
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市内高台住宅地から展望される岩湧山
山頂の色がやや薄い所が茅の群生地↓
付録2.岩湧寺周辺では “秋海棠” が群生しており、8月下旬から10月に
        かけ、辺りは可憐な花に覆われます 。
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