カラスウリの花
カラスウリは里山の太陽がよく当たる場所に生育しております。その花は梅雨が
明けた頃の、夕闇が迫りくる時間から開きだし、花弁の先の髭は時間と共に伸び
出して9時ごろには完全に開花します。翌朝夜明けには花は萎んでしまいます。
自然が編み出したレースの花の造形美---その素晴らしさは、見る人をして感嘆
の声を上げさせずにはおられません。
                      
(拙宅の近くの公園に自生しているのを撮影しました。)  

蕾から果実の成るまで
@ 午後7時22分                A 午後8時06分          

B 午後8時20分
C 午後9時10分
D 3日後
E 1週間後
F 2週間後
G 秋11月に赤く熟しました
カ ラ ス ウ リ
仲間の“キカラスウリ”
キカラスウリも開花は夕方からですが、翌朝割合遅くまで咲いています。
花弁は幅が広く途中から2つに割れており、髭の長さは短いです。また、果実は秋に黄色にな
ります。キカラスウリは山腹の登山道等で多く見られます。
      当ホームページの「金剛山寸描」をご覧下さい。
        他に「モミジカラスウリ」がありますが図鑑等には「モミジカラスウリ」の項目は余り目にしません。
          これから調べていきたいと思います。
実の長さは5〜6cmです
 
H 赤くなった実をリース仕立てにして家のあちこちに↓
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