河内長野を離れた各地の四季を、番外編としてご覧下さい。
城北(しろきた)菖蒲園は大阪市の城北公園に在って淀川に隣接し、1965年に
開園された回遊式の菖蒲園です。
園内には、250品種、13,000株が栽培されており、毎年5月下旬から6月
中旬には多くの人々が鑑賞に訪れます。まことに梅雨の季節を飾るに相応しい花
といえましょう。
ハナショウブは大きく分けて、江戸系・肥後系・伊勢系・の3系統に区分されます。
江戸系は300年以上に亘って改良を繰り返し発達してきたもので、白地に紫の
脈が通ったもの、藍色・紅紫色、絞り、覆輪等様々で江戸の文化が感じ取れます。
肥後系は江戸時代の終りごろ熊本藩主を中心として改良されたもので、割合と
鉢作りの室内鑑賞にすぐれているものが多いです。
伊勢系は江戸系・肥後系に比べて優しく、繊細なつくりで品の良いみやびた感
じのものが多いとのことです。
城 北 菖 蒲 園
*園内は、カンパスに筆を運ぶ人、三脚を立てて撮影をする人、さまざまでした。
↓画像15枚です、手動で開いて下さい。